ようこそ!横浜F・マリノスへ!悪魔の左足、ティーラトン・ブンマタン選手
2019/01/31
Jリーグ2019シーズン、サッカータイ代表のティーラトン・ブンマタン選手が横浜F・マリノスに加入します!
メディカルチェックの関係なのか、まだ横浜F・マリノスからは正式な加入発表はありませんが、マリノスのTwitterによると1月30日から宮崎で行われるキャンプに参加するために日本に来日しているようです。
タイが好きで横浜F・マリノスのファンでもある私には、とても嬉しいニュースです!
昨シーズンはヴィッセル神戸に所属していましたが、私自身それほど注目してティーラトン選手を見ていなかったので、どんな選手かあまり知りません。開幕に向けてティーラトン選手を知るために、一マリノスファンとしてブログを書きたいと思います。
ティーラトン選手のプロフィール
ティーラトン選手の簡単なプロフィールを。
名前:ティーラトン・ブンマタン(タイ語:ธีราทร บุญมาทัน)
あだ名:ウム(タイ語:อุ้ม)、神戸では「ブンちゃん」と呼ばれてたそうです。
生年月日:1990年2月6日(28歳)
身長/体重:171㎝/62kg
出身地:タイ王国 ノンタブリー県
instagram:@theerathon_3
Facebook:Theerathon Bunmathan Official
参照
ヴィッセル神戸オフィシャルサイト
wikipedia(日本語)
wikipedia(タイ語)
ティーラトン選手のマリノス入団会見の動画
この動画では、横浜F・マリノス社長の黒澤良二氏とスポーティングダイレクターの小倉勉氏がティーラトン選手の獲得の経緯などを日本語で説明されています。
昨シーズン、横浜F・マリノスの左サイドバックには日本代表にも選出された山中亮輔選手がいましたが、今シーズンから浦和レッズに移籍。スポーティングダイレクターの小倉勉氏によると、山中亮輔選手と同等の能力をもった左サイドバックの候補を探す中で、ティーラトン選手は第1候補だったそうです。
ティーラトン選手のプレイ動画
ティーラトン選手といえば、ブリーラムに所属してた時のACLでのガンバ大阪戦のフリーキックですよね。
どちらのフリーキックも素晴らしいゴールです。
つづいて、2017年に所属していたムアントンUTDの時のハイライト動画。
この動画が一番テンション上がりました!特に3分40秒~のハイライトがいいですね。ティーラトン-チャナティップのロングワンツーのゴール、右足でのゴール、ACLでの鹿島戦のFKなど。
最後は、先シーズンのヴィッセル神戸所属時のハイライト集。
2月~11月までのJリーグ公式チャンネルにアップされたタイ人ファン向けのヴィッセル神戸でのハイライト集です。時系列順にYoutube再生リストでまとめてみました。
ようこそ!横浜F・マリノスへ
SNSなどを見ているとマリノスのファン・サポーターの方たちがティーラトン選手に感じてることやちょっとした疑問などがあったので、私がわかる範囲で簡単に説明したいと思います。
ティーラ…シン?トン?
ごっちゃになりますよね。サンフレッチェ広島に所属していたのが「ティーラシン」。で、マリノスに来てくれたのが「ティーラトン」です。私の覚え方は、ティーラシンはタイでは「神」とファンに呼ばれているので、”ティーラ神”、神と呼ばれてない方がティーラトン。と覚えました。
「ティーラ」になんか意味あるの?
はい、あります。知り合いのタイ人に聞いたところ「ティーラ(ธีร ธีระ)」には、”哲学者・賢い”などの意味があるそうです。ティーラトンのタイでのあだ名「ウム(タイ語:อุ้ม)」は「(子供・人形などを)抱く、抱き上げる」という意味があります。ウムは男女ともにつけられるあだ名でもあります。
ちなみに、タイ人全員、名前以外にあだ名を持っています。家族や友人だけでなく仕事関係などでもあだ名で呼ばれていて、親しくても本名を知らないことが多いそうです。また、幼い時期に悪霊にさらわれないように人間ぽくないあだ名を付けることが多いそうです。日本人の感覚での「あだ名」とは意味合いがちょっと違うようです。
ティーラトン選手の奥さん綺麗!
「ベス(เบส)」さんと言うそうです。5年間の交際を経てティーラトン選手と2016年に結婚されて、現在は2歳になる「リスボン(ลิสบอน)」ちゃんというお子さんがいます。ベスもリスボンもあだ名です。
タイ語で話かけたい!
ヴィッセル神戸に1年在籍していたので、日本語で「サインください」、「写真撮ってくだい」などの日本語は理解しているのではないかと思います。でも挨拶や感謝の言葉はタイ語で伝えたいですよね。
タイ語はイントネーションが複雑です。イントネーションの違いで全く通じなかったりします。日本語の「橋と箸」みたいな発音がいっぱいあります。でも、挨拶程度のタイ語であればイントネーションが違っても理解してくれると思います。一応、タイ語の発音も付けます。
「こんにちは」
- 男性「サワディー・クラップ」
- 女性「サワディー・カー」
「ありがとうございます」
- 男性「コープクン・クラップ」
- 女性「コープクン・カー」
「がんばって」は、タイ語だと色々な言い方があるのですが、簡単な表現だと「スースー」です。日本語の「ファイト」のニュアンスに近いです。
「スー」のイントネーションは、お笑い芸人のダイアン津田さんのギャグ「スーを差し上げます」の時の「スー」のイントネーションと同じです。「ゴイゴイスー」の時の「スー」ではなく「スーを差し上げます」の時の「スー」です。
「がんばってください」と丁寧に言う場合は、
男性なら「スースー・ナ・クラップ」
女性なら「スースー・ナ・カー」
Google翻訳で発音が確認できます。
最後に
ティーラトン選手の背番号は5番に決まったそうです。横浜F・マリノスの左サイドバックで5番といえば、どうしてもドゥトラ選手を思い出してしまいます。ドゥトラ選手は、通算9年もの期間をマリノスの不動の左サイドバックとしてチームを支えたレジェンドです。
上記の写真は、私が初めて購入したマリノスの背番号入りユニフォームです。ですので左サイドバックの5番には思い入れが強いです。
タイメディアなどの情報によると、ムアントンからの1年間のレンタル移籍ですが、買い取りオプションがついてるそうです。個人的には、1年だけのレンタルではなく、ドゥトラ選手のようにマリノスで長く活躍してくれることを願っています。