【EP.6 CHUANG ASIA THAILAND】ポジションバトルで使用されたタイ楽曲の紹介・感想など【創造営2024】

CHUANG ASIA EP.6が配信されました。EP.5で順位が発表され69人から30人が脱落し39人でのSTAGE 2のポジションバトルでした。
EP.6ではボーカル(3組)、ダンス(4組)、ビジュアル(1組)のポジションで8組のグループでバトルをする内容でした。放送順にタイの楽曲を紹介していきたいと思います。
オープニングはEP.3のMVP練習生と新メンターのSANTAのステージ
No Matter What I Do
曲名:No Matter What I Do
アーティスト名:ALLY
EP.1で練習生のROSEが披露した楽曲「Heartbeat」と同じアーティストの曲。
ALLYはモデルや俳優をしていたところ現レーベル(411 music)の目に留まり同レーベルのアーティストに抜擢。韓国で1年間の練習期間を過ごし2020年にタイでデビューしたアーティスト。
ฟาด (Whip it)
曲名:Whip it
アーティスト名:Tsunari、MILLI
Tsunariはタイとトリニダード・トバゴのハーフのフィメールラッパー。タイで生まれ育ちロンドンでアーティスト活動をしている。
MILLIはタイを代表する若手のフィメールラッパー。
チーム名:COOL JEANS
練習生:REI、COCO、PRAEW、VITA、TEGAN
ダンスポジションでの楽曲。MVPはCOCOが獲得。
COCOはこれまでのステージでも高いパフォーマンス力を見せてきましたが今回も素晴らしかったですね。それと、VITAに目が行きました。声質や雰囲気がこの楽曲にマッチしていたと思います。
ZULU PAKA TAPA HEY(ซูลูปาก้า ตาปาเฮ้)
曲名:ZULU PAKA TAPA HEY
アーティスト名:themoonwillalwaysbewithme
Youtubeのofficial audio動画は1億回再生を超える大ヒット曲。
themoonwillalwaysbewithmeはソロのシンガーソングライター。「Oct. 96」というバンドのメンバーでもある。
タイトルの「ZULU PAKA TAPA HEY」はタイ語ではありません。意味を調べてみましたが特に意味はなさそうです。
チーム名:Lovely Leftover
練習生:R-JING、JASMINE、ACARE、MAO XIU LING、ILENE
ボーカルポジションでの楽曲。MVPはR-JINGが獲得。
もしこの楽曲が未発表で、このメンバーとこの楽曲でデビューしたら大ヒットするだろうなぁっと妄想してしまうくらい完成されたパフォーマンスだったと思います。楽曲のアレンジも良かったです。
個人的には、JASMINEの優しくて深い感じの歌声に心を掴まれました。
ZiGZaG
曲名:ZiGZaG
アーティスト名:ALLY
2023/11に発表された楽曲。オープニングの「No Matter What I Do」に続いて2曲目のALLYの楽曲。
上記の動画は「T-POP STAGE SHOW」というT-POP系の音楽番組でのALLYのパフォーマンス動画。Chuang Asiaでデビューするグループがタイで活動するのであれば出演するであろうタイの音楽番組。
チーム名:BADDER STARS
練習生:RUAN、ELYN、YUAN KE、WANG SHENG XI、CAITH
ビジュアルポジションでの楽曲。MVPはRUANが獲得。
このコンセプトだったら池間琉杏の右に出る者(練習生)はいないと思います。
以上、EP.6で使用されたタイの楽曲4曲を紹介しました。
タイの楽曲以外だと、個人的にDAY6の「You Were Beautiful」をパフォーマンスしたチームが良かったと思います。メンバー全員良かったのですが特にYEANのボーカルはデビューメンバーに必須だと思いました。
EP.4の感想
EP.4はタイの習慣や文化にふれるエピソードでした。タイ好きにとってはとても面白い回だったので少し振り返りたいと思います。
タイの学校

YEANの母校でタイの学校についての紹介がありました。バンコクの北西に隣接しているノンタブリー県にある学校です。WikipediaによるとYEANの母校は、生徒数4,300名(2017年)、教師数300名の大きな学校のようです。調べたところ中高一貫校のようです。
練習生が学生服になっていましたが、タイでは幼稚園から大学生まで制服があります。学校によって若干異なりますが、全国共通で制服のスタイルでどの学年なのかわかるようになっています。
練習生が着ていた制服は日本における高校生の制服になります。番組内では襟元にリボンをつけた中学生の制服もちらっと映っています。
アジア圏で人気の「F4」

学校内でイケメンを探すシーンがありましたが、WANG SHENG XIが「F4」と言ってました。16歳の中国人から「F4」って言葉が出てきてビックリしました。
「F4」って今の10~20代の方はわかりますかね?
「F4」という言葉は、「花より男子」という少女漫画が元なんですが、登場人物の男子4人が抜群の容姿、超金持ちのお坊ちゃまで、自らを”花の4人組”=”FLOWER4”、略して「F4」と称しているところから来ています。
この作品はアニメやドラマにもなっていて、日本では2005年に放送されたドラマのF4(松本潤、小栗旬、松田翔太、阿部力)が一番有名だと思われます。
中国、タイ、韓国などでもドラマ制作されています。最近だと2018年に中国、2021年にタイで制作・放送されています。
YEANの両親のレストラン

店名もしっかり放送されていたので紹介しておきます。店名は「タイハオ・イエンタフォー(ไทเฮา เย็นตาโฟ)」です。学校と同じくバンコクの北西に隣接しているノンタブリー県にあるタイ料理のレストランです。
店名にもなっている「イエンタフォー」はタイの麺料理の種類の名前。赤色のスープと魚のすり身のつみれが特徴の麺料理です。お店のメニューや写真を見た感じだと、日本でいうところの地元民に人気の町中華のような雰囲気のタイ料理店のようです。
アユタヤ

放送の日本語字幕では「大城府」と訳されていましたが正しくは「アユタヤ」が正解です。
アユタヤは世界遺産にもなっているアユタヤ時代(14~18世紀)の遺跡が残されている古都です。
JESSICAの祖母の家、伝統的なタイの木造家屋が素晴らしいですね。しっかりと現代風にリフォームされている家屋のように見えました。
酸っぱい果実「マヨム(มะยม)」

放送内では甘い果実として紹介して実はすっぱいというドッキリをしていた果実「マヨム(มะยม)」
このマヨムは酸味が強い果実でタイでは主にジュースやジャムなどの加工品になるようです。
最後に
練習生が69人から39人減り、コミュニケーションも密になってきているのか練習生同士の仲が深まっている様子が放送を通して感じますね。
10代、20代の女性が一つの夢のためにタイ・バンコクに集まり、今まで馴染みが全くなかったであろうタイ語に触れ、タイ語の歌を歌い、ステージやSNS配信ではタイ語で自分をアピールをする。
練習生のタイ語の発音を聞くかぎり、タイ語は独学かタイ人練習生に聞いて覚えているはずです。少なくともタイ語専門の先生はついていないと思います。
練習生の皆さんは、もうめちゃくちゃすごいことやってます。本当に健康に最後まで活動できることを願っています。
次回のEP.7は第2回目の順位発表式ですかね。予告が出ていないのでわからないですが。
第2回目の順位発表式以降はコンセプトバトルですかね、たぶん。コンセプトバトルは完全オリジナルの新曲でのバトルです。この手のサバイバルオーディション番組で最大の盛り上がるポイントです。
次回も楽しみです。