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タイを感じるなら上野!?タイ仏像大集合「タイ展」と「アメ横センター地下食品街」と紫ビル「多慶屋」へ行ってきた

   

2017年7月4日~8月27日まで東京国立博物館の平成館で開催している日タイ修好130周年記念特別展「タイ ~仏の国の輝き~」へ行ってきました。

せっかく上野に行ったので前々から行きたかった、アメ横センタービルの地下食品街と、和風総本家スペシャル「日本という名の惑星~タイ編」で放送された、タイ人に紫ビル(ตึกม่วง)で知られる多慶屋にも行ってきました。

※このページの最後に位置が分かるように地図を載せています。

日タイ修好130周年記念特別展「タイ ~仏の国の輝き~」

タイ展、予想以上に楽しかったです!

まあよくこれほどの展示物を集めたなと、そして展示レイアウトも素晴らしかったです。

展示の構成は。。。

第一章 タイ前夜 古代の仏教世界
第二章 スコータイ 幸福の生まれ出づる国
第三章 アユタヤー 輝ける交易の都
第四章 シャム 日本人の見た南方の夢
第五章 ラタナコーシン インドラ神の宝蔵

となっており、タイの歴史を感じながら展示物を見学できるようになっています。

個人的に一番見たかった「ワット・ソラサック碑文」。1417年の碑文とのことですが、ほぼ現在のタイ語と変わらない文字の形をしていてタイ文字少し読める自分としては、興味深く面白い展示物でした。母音の「อี」と「อื」の書き方が丸みを帯びてとても可愛かったです。

音声ガイドが素晴らしい

解説時間が合計35分の音声ガイド、520円で利用可能。「みうらじゅん」さんと「いとうせいこう」さんによる解説のボーナストラックが5件ついてます。

私は、音声ガイドを使いながら展示物を一通り見学し、もう一度気になる展示物をじっくり見学し直したりしてました。休憩をはさみながら3時間くらいタイ展を満喫しました。

タイ好きの物欲を刺激するミュージアムショップ

タイ展に合わせてタイ関連の商品が沢山売っていました。タイの民芸品や今回のタイ展の展示物を使った商品がありました。

タイ料理好きにはおなじみのヤマモリから日本とタイの修好130周年を記念して新発売した「マイペンライカレー」。

タイ関連の書籍も販売されいていました。タイ展の図録を購入(2,500円)。

プログレッシブタイ語辞典も販売されいていました。

【タイ語辞典】タイ語を勉強している人におすすめのタイ語学習辞典「プログレッシブ タイ語辞典」
2017年2月25日に小学館から発売された「プログレッシブ タイ語辞典: ローマ字からもタイ文字からも日本語からも引ける」。小学館から...

タイ展のお供に、オススメの本を紹介

いつか紹介したいと思っていた本がありまして、タイ展との相性もバッチリだと思うので、この機会に紹介したいと思います。

「タイ検定」という、ご当地検定みたいな検定があるのですが、タイ検定の公式テキストに「物語タイの歴史」が指定されていたので読んだのですが、すごく面白かったんですよね。

トータルで10回は読み返しているんじゃないかと思います。

コンパクトにタイの歴史がまとまっていますし、タイの歴史を追って、タイ人の気質を理解するヒントもこの本を読むことによって理解できた気がします。

タイ展に行く前に予習して読んでもいいですし、行った後に復習として読んでもいいと思います。

ちなみにタイ検定、2級まで合格してます。1級は落ちました。。。

アメ横センタービル地下食品街でアジアを感じる

テレビで見たのか、どこかのブログで読んだのかは忘れましたが、このアメ横センタービルの地下にある食品街が日本じゃないみたいで面白そうだったんです。

前々から行きたかったアメ横センタービル地下食品街へ。

地下食品街のパネルがアジアです。

地下食品街に入ると、アジアの市場特有の匂いがします。鮮魚や食肉の匂いが混ざり合うこの匂い、日本ではなかなか嗅げない匂いです。

鮮魚を扱っているので床も少し濡れていて日本じゃないアジアのどこかの市場に来たみたいです。

タイ食材やタイの調味料、即席麺「ママー(มาม่า)」が売ってました。ママーの値段を聞いたら80円。パクチーや青いマンゴー、ドリヤンなどタイでおなじみの野菜や果物も売ってました。

来ているお客さんは、日本以外のアジア人が多かったです。店員さんは日本人の方が多かったですが日本以外のアジア人も何人かいましたね。

中華食材を売っているテナントの店員さんは、くわえタバコでスマホを見ながらレジ打ちをしていました。

やっぱりここは日本じゃないですね。アジアです。

紫ビル「多慶屋」

最後は、先日放送された、和風総本家スペシャル「日本という名の惑星~タイ編」で紹介されていた老舗ディスカウントストア「多慶屋」へ。

日本に観光に来るタイ人には紫ビル(トゥック・ムワン / ตึกม่วง)の愛称で呼ばれているそうです。

Google検索で紫ビルを意味するタイ語「ตึกม่วง」を検索すると。。。

見事に「多慶屋」関連のサイトがヒットします。

「多慶屋」は本館の周辺に8号館まであって、今回訪れたのは本館です。

本館の食品コーナーを中心に見て回りましたが、タイ語が何度か聞こえてきました。タイ語以外の言語も聞こえてきたのでタイ人以外の外国人観光客に人気なのでしょう。

番組内では、月平均で約7,000人のタイ人観光客が訪れると紹介していました。

番組内でタイ人に人気ナンバーワンの食品(お菓子・珍味)を紹介していたのですが、そのお菓子がこちらの。。。

「グリーンスナック ピスタチオ」。どんな味なのか気になったので購入(税込み950円)。

わさびが結構効いていて美味しかったです。食べはじめたら止まらない系のお菓子です。タイ人はナッツ系のお菓子が好きな人が多いので納得の味です。

アマゾンでも買えるみたいなのでタイ人へのお土産にもいいかもしれませんね。

店内で買い物されていた外国人の観光客の方達は、色んな味が入っている詰め合わせ(アソート)のお菓子を購入されている方が多い印象を受けました。

最後に

今回は行きませんでしたが、上野周辺にはタイ料理屋も何店かありますし、タイ人の女性とお酒が飲めるお店(タイパブ)も多いみたいです。

「タイ展→アメ横センタービル地下食品街→多慶屋→タイ料理」こんなコースを巡ったら日本にいながらタイを感じることが出来るかもしれません。

日本でタイを感じたい方は、タイ展が開催されている今の上野はオススメだと思います。

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