タイ人に日本のことを聞かれてもこの本があれば大丈夫!?「日タイ対訳ニッポン紹介FAQ」を購入
2016/08/02
書店のタイ語コーナーを訪れたら、以前からタイトルが気になっていた「初級タイ語のすべて 知識ゼロの状態からタイ語でOUTPUT」を発見。
数ページ、立ち読みをさせてもらいましたが、これからタイ語を本格的に勉強しようと思っている方にはピッタリの書籍のような気がします。
まるで大学の授業のようにしっかり学べるタイ語の入門書!
発音編・文字編・文法編の3部構成で、タイ語の基礎文法を徹底的に身につけることができる入門書の決定版。各課の最後には、あいさつや自己紹介などが「基本フレーズ」としてまとめられ、すぐに使えるタイ語の表現も満載です。読み書きができるようになるための必要にして最小限の知識を凝縮して解説。タイ語の読み書きを学びたい人にもおすすめです。
出版元サイトでは、書籍内容を数ページ確認できます。
[blogcard url="http://www.ibcpub.co.jp/other_languages/9784794604231.html"]
「日タイ対訳ニッポン紹介FAQ」を購入
「初級タイ語のすべて」の隣に並べられていた「日タイ対訳ニッポン紹介FAQ」。初めて見るタイ語関連の書籍です。手に取りパラパラめくってみました。。。
見開きの左ページにタイ語、右ページに日本語が書かれています。タイ語音声(MP3)のCDも付いています。
内容は、日本に関しての質問と回答。
それと、
役立つタイ語表現というコラムで構成されているようです。
タイ語参考書には必ずある文法解説や発音記号、索引などはありません。
タイ語関連の書籍では、今までありそうでなかった感じの書籍です。タイ語音声(MP3)のCDもついてます。2~3分ほど内容を確認して「日タイ対訳ニッポン紹介FAQ」を購入しました。
「日タイ対訳ニッポン紹介FAQ」の内容紹介
『日タイ対訳 ニッポン紹介FAQ』
タイ語 MP3音声付(総収録時間: 186分)Q&A形式だから簡単! 日本の暮らし・文化・社会について、タイ語で日本を紹介しよう。役立つタイ語表現・本文タイ語音声付き!
日本の生活・文化・伝統から、政治・経済まで、外国人によく聞かれる質問をまとめたQ&A集。日本人が意外に知らない、日本に関する基礎知識を整理しながら、日本社会についてタイ語で説明するための語彙や表現が身につく一冊です。通訳ガイドを目指す学習者やビジネスでタイ語を使う方などにもオススメ!
【本書の構成】
日本に関する基本情報
・基本的な事実と数字
・日本の歴史
・日本の皇室
日本の社会
・日本の政治
・日本の経済
・日本の社会問題
日本の暮らしと文化
・家庭での日本人
・日本の食べ物
・日本を旅してみる
・日本の伝統
・日本の習慣引用:www.amazon.co.jp 「日タイ対訳 日本紹介FAQ」
書籍の内容を確認すると、ターゲットは通訳ガイドを目指す人やビジネスでタイ語を使う人。
「日タイ対訳ニッポン紹介FAQ」は、「ディビッド・セインの日本紹介:政治・経済・歴史・社会編」と「ディビッド・セインの日本紹介:文化・伝統・観光編」という書籍から抜粋したものをタイ語翻訳をして出版された書籍とのこと。
出版元サイトでは、書籍内容を数ページ確認できます。
[blogcard url="http://www.ibcpub.co.jp/other_languages/9784794604200.html"]
「日タイ対訳ニッポン紹介FAQ」のファーストインプレッション(感想)
すべてに目を通したわけではないので、ファーストインプレッションです。
タイ語の参考書は初級レベルの書籍はたくさん出版されているのですが、中級レベル以上になると極端に少なくなるので、ファーストインプレッションは、「いい本を見つけた!」、「出版してくれてありがとう!」です。
すべてのFAQ(140話)にタイ語音声が付いているのがいいですね。音声は長いもので6分弱、短いもので30秒ほど。音声はクリアで比較的ゆっくりとした聞きとりやすいタイ語です。
タイ語のリスニング、リーディング、読解力アップには、いい教材になるのではないかと思います。
文章は、FAQの形式をとっているので、話し言葉になっているようですが、くだけた表現は使っていないように思います。
例えば、西洋料理というタイ語表現は、くだけた表現だと「อาหารฝรั่ง」でいいと思うのですが、この書籍では「อาหารแบบตะวันตก」と表現しています。
質問のお題が幅広い
質問内容が多岐に渡っていて、政治や経済などの質問から
「日本人はなぜ血液型にこだわるのですか」、「日本人は自分の意見をはっきり表現しないのはほんとうですか」など
質問の中には、日本人だけどなかなか答えるのに苦労しそうな質問もあって、実際にタイ人に、このような質問をされた時に役立ちそうです。
それから、日本のことを知りたいと思っているタイ人にピッタリな書籍かもしれません。この書籍を日本好きなタイ人にプレゼントしたら喜ばれるかもしれないですね。